「怪談」の基礎となっているのは、作家脳内での想像ではなく、起こってしまった”事実”です。
理論や常識では説明できない実際にに起きてしまった「不思議なこと」を聞き、蒐集し、書物に残して行く事が木原浩勝の信念です。
「不思議なこと」を「幽霊」「狐狸」「妖怪」に落とし込む人もいれば、「妖精」「精霊」「未確認物体」と呼ぶ人もいるでしょうが、まず現象を「不思議な事」として捉え、分析、抽出し、「怪談」として書き残すのがまさに木原浩勝の真骨頂。
Jホラーの原点との冠を貰い、作家活動25周年を超えた今、木原浩勝が書き下ろした話は1800話以上、蒐集した話は20000話を超え、テレビや映画の映像だけでなく、マンガ、デジタルコンテンツ、舞台、イベントなど多くのメディアミックスを成功させ、日本のみならず世界中の多くのファンを魅了し続けています。