実際に真横で耳元で体験談を語ってもらう、をコンセプトに書かれた、小説仕立てのシリーズ。
文体は読みやすい体裁ながら、息をする間もなくグイグイと引き込まれる感じや、怪談で感動して涙が止まらない、といったジャンルを超えたまた違った新しさが好評で、映像や朗読イベントに多く使われる作品集になっています。中でも、声優さんが催す朗読会「怪し会」のチケットは、まさにプラチナ級に入手が困難。怪談の新境地を開拓し、いまや定番のシリーズとして定着しました。
単行本
もはや怪談を超えた怪談集! 私の息子は長い闘病の末、17歳と半年で旅立っていきました。ある朝、仏壇の位牌が動いていることに気づきました。もしかして、息子が戻ってきたのでしょうか。感涙必至の表題作ほか17話収録。
高熱が出た時だけ現れる浪人風の侍。単なる夢か、それとも……。その侍が巻いている鉢巻に描かれている印のことを話した瞬間、母の顔色が変わった……(「白刃の盾」)。独自の語り口で展開される16編の怪談実話。
文庫本
あなたの隣の家で何かが起こっている。
『新耳袋』の著者、木原浩勝が仕掛ける新たなホラー・シリーズ待望の第2章
キャスト: 夏川純 他
原案・監修: 木原浩勝
監督・脚本: 横山一洋
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
[2枚組]特典ディスク(約45分)
・メイキング
・夏川純インタビュー
・木原浩勝による本編解説
ストーリー:
鏡は窓の外の不気味に青く光る月を映し出していた。ベッドで眠っていた由佳里は、背後に気配を感じて目を覚ました。“誰かいる…”。リサイクルショップで見つけた鏡を部屋に飾って以来、誰かが近くにいるように感じる由佳里。日が経つにつれその誰かは数を増し、しかも存在がはっきりとしてきた。奇妙な物音、ささやき、部屋中に残された無数の黒い足跡――ついに鏡の中から怖しい姿を現したのは?
あなたの隣の家で何かが起こっている。
『新耳袋』の著者、木原浩勝が仕掛ける新たなホラー・シリーズ待望の第2章
キャスト: 安田美沙子 他
原案・監修: 木原浩勝
監督・脚本: 坂本一雪
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
[2枚組]特典ディスク(約45分)
・メイキング
・安田美沙子インタビュー
・木原浩勝による本編解説
ストーリー:
寝息を立てている理恵。かすかに開いた口の中に、膨れ上がった水死体のような形をしたモヤが吸い込まれていく。その夜、理恵はちょっとした不注意で道端の花瓶を倒してしまった。丁寧に備え直して手を合わせたのだが…。翌朝から次々に起こる不可解な出来事。怖くなった理恵は、恋人・悟に電話するが留守電メッセージが流れる。「みんなに内緒で旅行に出ようと思います。もしかしたら、あなたの隣にいるかもしれませんが――」。
あなたの隣の家で何かが起こっている。
大ベストセラー『新耳袋』の著者・木原浩勝が仕掛ける新たなジャパニーズホラーシリーズ『隣之怪』第2弾
キャスト: 東原亜希/高味光一郎/入船加澄実/南まい/木原浩勝
原案・監修: 木原浩勝
監督・脚本: 林田賢太
本編: 70分
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
ストーリー:
松井あかり(東原亜希)は、白いカベが眩しい一軒家に家族で引っ越してきた。
この家は、いわゆる”パック物件”と呼ばれる家で、何らかの事情で買い手がつかない物件を長い間放置しないよう、住めば入居者にお金が支払われるキャッシュバック制が取り入れられていた。
事情を知らないあかりたちは、やがてこの家で起こる奇怪な現象に次々と巻き込まれていく…。
排水口から広がる長い髪の毛、ずぶ濡れの女性、泥団子を作る女の子……。一目見たら決して忘れられない恐怖映像がたたみかけるように襲いかかる。
あなたの隣の家で何かが起こっている。
大ベストセラー『新耳袋』の著者・木原浩勝が仕掛ける新たなジャパニーズホラーシリーズ『隣之怪』第1弾
キャスト: 吉岡美穂/白石朋也/南まい/木原浩勝
原案・監修: 木原浩勝
監督・脚本: 横井健司
本編: 86分
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
ストーリー:
休日の公園で楽しく遊ぶ家族の姿。妻・梓(吉岡美穂)と息子の姿をホームビデオに収める夫・達也(白石朋也)。どこにでもある幸せな風景だ。
帰宅後、公園で録画したビデオを再生すると、誰の記憶にもない不思議なものが映っていた。
ビデオから侵入してきた”魔”が梓たちの暮らす家の中へと侵入していく…。