「新耳袋」(しんみみぶくろ)

木原浩勝の中で最も有名なのが「新耳袋」全10刊。1990年発刊。百物語で構成され、全990話を収録。突然恐怖のどん底に落とし込まれたような衝撃的な話の内容と表現方法で、「現代怪談=新耳袋」と言われるポジションを確立しました。
既に完結したシリーズですが、「怪談を語る前に新耳袋を読め」と言われており、どの刊数から読みはじめたとしても古さを感じません。現在でもミリオンセラーとして人気を博し、多くの映像作品に原作を供給し続けています。(共著:中山市朗)